6/14(金)~16(日)開催
浦安三社例大祭を盛り上げよう!
今年の6月は待ちに待った「浦安三社例大祭」が開催!
街中が盛り上がるこの祭り。楽しみ方や見どころなど、浦安新聞に掲載される浦安三社例大祭の情報などを紹介していきます!
【日程】2024年6月14日(金)・15日(土)・16日(日)
【会場】浦安市元町エリア
続々情報追加中!
- 浦安三社例大祭(三社祭)ってどんなお祭り?
- 三社の宮神輿渡御は大迫力!
- 神輿の見どころ 6月の三社祭に向けて予習しておこう
- 三社祭をもっと楽しむための気を付けたいマナー
- 北栄地区に新たな神輿登場 NEW
浦安三社例大祭 思い出の写真大募集!
ベイちばinfoでは、過去に浦安三社例大祭で撮影したお神輿を担ぐ様子や法被姿など、みなさんの思い出の写真を募集中です。
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浦安三社例大祭(三社祭)ってどんなお祭り?
4年に一度開催される浦安三社例大祭は当時の猫実村、堀江村、当代島で行われていた秋祭りがルーツとされている。清瀧神社(堀江)に2基、豊受神社(猫実)に2基、稲荷神社(当代島)に2基(大神輿が1基で中神輿が1基)と全部で6基の宮神輿を中心に自治会の神輿など100基を超える神輿や山車が元町を練り歩く姿は迫力満点。
「マエダ、マエダ」という独特な掛け声のお祭りは、暴れ神輿をまっすぐに進ませるために「前だ、前だ」と掛けられた掛け声が由来していると言われ、お祭りをより一層盛り上げます。
漁師町ならではの海で揉まれた荒い気性もあり、昔は互いの神輿と神輿をぶつけ合う喧嘩神輿が祭りの華だったが、現在は3地区で協力し合いながら行っており、女性や子どもの参加も増えて穏やかなお祭りに。
一時は中断された時期がありながらも、浦安の歴史と文化を受け継ぐお祭りとして今も続いています。
三社の宮神輿渡御は大迫力!
各神社の神輿がそれぞれの地区内を練り歩く。
神輿のルートは事前にチェック!
神輿が通るルートは事前に公表されるので、調べて出かけよう。
清瀧神社
八棟造りの大神輿は迫力満点!
豊受神社
掛け声とともに神輿が動き出すと見ている方も熱くなる
稲荷神社
神輿の見どころ
6月の三社祭に向けて予習しておこう
- 神輿に神様を乗せる「宵宮」
三社祭は「宵宮(よいみや)」から始まる。境内の照明をすべて消し、「御霊入れ(みたまいれ)」の儀式が厳かに行われる。見学する場合は静かに見守ることが鉄則。 - 大迫力!独特の「揉み」
神輿渡御の大きな見せ場は迫力満点の揉み(もみ)。交差点や広い道などでは独特の揉みが披露される。相当な重さの神輿を地面すれすれまで降ろし(地すり)、それから腰まで上げて、今度は上に掲げて(差し)、空中に放り投げる。 - 祭りの最後を締めくくる「宮入」
街中を回った神輿が最後に神社に入る「宮入(みやいり)」。宮入したら、次に神輿を担げるのはまた4年後…。
地すり
三社祭をもっと楽しむための気を付けたいマナー
- 神輿を担ぐ
担ぎ手はダボシャツなどを着用し、足下は地下足袋を。基本的に神輿を担ぐのは神社の氏子だが、神輿によっては氏子以外の人にも担ぐ機会を設けているところも。 - 神輿の見物
“神様が乗っている”神輿。昔は沿道の2階から神輿を見下ろすと怒られたそう。今は現代の建築事情からマンションや歩道橋からの見物も仕方ないという意見もあるが、ぜひ間近で声をかけたり、神輿の装飾を見たりして、祭りを肌で感じてみてはいかが。
北栄地区に新たな神輿登場
豊受神社でお披露目式・安全祈願祭
2024年3月9日(土)、浦安市猫実3丁目の豊受神社で、新しい神輿のお披露目式と安全祈願が行われた。
この神輿は市内在住で運送業「IBグループ」を営む石橋哲さんより、北栄4丁目自治会の喜多榮睦会へ寄贈されたもの。製作は市川市の行徳にある中台製作所が手掛けた。
空色の飾り綱が印象的な、一尺八寸の屋根唐破風型塗神輿。鳳凰の瞳は天然ダイヤモンドで装飾され、螺鈿塗りの屋根も豪華絢爛。龍の彫刻もみごとで、職人による伝統技術が随所に施されている。
初めに石橋さんから寄贈の話が出たのは2018年のこと。
東京オリンピック開催を前に浦安を盛り上げようと神輿寄贈を思い立ったという。2020年の浦安三社祭を目指し、中台製作所が1年をかけて製作した。しかし、コロナ禍で祭りは中止に。お披露目の機会も今年まで延期されてきた。
やっと開催されたこの日のお披露目式には、周辺の町会の人々も集い、安全祈願の神事や鏡開きなどが行われた。
「女性が主役の時代なので、屋根の塗りの部分をキラキラしたものにしました。新しい時代に向けてイメージしたものです」と石橋さん。
同会の駒田浩治さんは、「浦安三社祭は久々の開催。前回子どもだった子が大きくなって戻ってきて、神輿を担いでくれればうれしい」と、祭りが次世代に受け継がれることを期待する。
神輿は喜多榮睦会で管理され、今年6月の浦安三社祭で多くの人に担がれることとなる。
青空に一層映える空色の飾り綱
新しい神輿を囲んでにぎやかに