昼夜を問わず、人で賑わう市川駅周辺の交通マナー改善を呼びかけている「元気!市川会」(田平和精会長)は、「市川の街の魅力を高める」活動を行う、市川地域の産官学民連携の会。交通量が増える年末に向け11月21日(火)、「第13回市川駅周辺交通(自動車&自転車)マナー向上活動出陣式」を挙行した。
初めにあいさつに立った田中甲市長は、日ごろの同会の活動に「市川の誇りです!」と感謝の意を示すと共に「これからも産官学民が協力して、市民の皆さんにマナー向上をお願いしましょう」と述べた。
市川警察署の川口光浩署長によると、市内の交通事故の多くは、自動車と自転車の衝突、人と自転車の接触事故とのこと。これを受け、出席者の1人、千葉商科大学の今井重男副学長は「学生、職員共にもっと交通マナーを意識し、より安心で安全な市川市になるよう協力していきます」と話した。
また、毎日早朝から活動している「街頭指導員」への感謝状贈呈が行われ、田平会長は「皆さんは街頭指導と共にごみ拾いもしてくださっている。街を良くするために尽力いただきありがたい」と感謝を述べた。感謝状を受け取った中野雅行さんは「この活動を始めた頃に比べたら、駅前のマナーはずいぶん良くなりました。これからも引き続き頑張ります」と笑顔でこたえた。
最後は、参加者全員による「エイエイ、オー!」の掛け声で、結束を強めた。
その後同会場で、「街頭防犯カメラ13・14号機寄贈」に対して㈱市川ビルと京葉ガスエナジーソリューション㈱に、そして「市川駅前イベントステージ5周年」に対して元気!市川会に、市長から感謝状が贈呈された。