公開日: 2024年3月26日 - 最終更新日: 2024年3月29日

子ども会でフィンランド発のスポーツ「モルック」に初挑戦

行徳新聞
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快晴の下、大盛り上がり

2024年3年月3日(日)、塩焼2丁目広場(白砂公園)で、第12地区子ども会育成会連合会主催の「みんなでモルック」が開催された。
当日は天気に恵まれ快晴の中、参加チームの本塩子ども会、塩焼3丁目ちどり子ども会、関ヶ島子ども会に所属する3歳から12歳までの27人がモルックに挑戦した。

モルックとは、1996年にフィンランドでスタートした戸外で楽しむスポーツ。
12本の木の棒(スキットル)に1から12までの数字が書いてあり、3メートル離れたラインからモルックと呼ばれる木の棒を投げて、倒したピンの合計を50点にするというゲームだ。簡単なルールで世代を超えて楽しめるため、近頃注目を集めている。

ピンを倒すところはボウリングのようでもあり、交互に投げて点数を競うのはダーツやカーリング、ビリヤードのよう。狙ったところに投げるのは、パラリンピック競技のボッチャとも似ている。

子どもたちは、初めて体験するモルックに興味津々の様子で、スタッフからの投げ方のレクチャーやゲームのルールを真剣に聞いていた。
大きい数字に命中させて飛び跳ねて喜ぶ子もいれば、棒を転がすことで確実に点数を重ねる子もおり、初めてのモルックに皆熱中していた。そのうち見学していた大人のチームも急遽参加し、実際にプレーをするなど会場は大いに盛り上がった。

この日は全部で7チームの総当たり戦で、第1位はちどり、第2位は関ヶ島、第3位が本塩という結果で終了となった。
運営スタッフの赤澤さんは「近年はコロナ禍でずっと子どもが外で遊ぶ機会が少なくなっていたので、外で遊べるスポーツを考えていました。たまたま南行徳地区がモルックに取り組んでいるので、初めてやってみました。こんなに盛り上がるとは、思わなかったです。次回は親子の参加など世代を超えた大会を考えています」と大会の成功を喜んでいた。

 

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