温かいカレーを子どもたちに
市川フロンティアローズシニアライオンズクラブ(滝沢正明会長)は12月7日(木)、いちかわフードバンクbyフリスタ(大和田3)の食品倉庫を訪れ、レトルトカレー100食を寄贈した。
レトルトカレーを届けたのは同クラブ奉仕委員長の滝沢よう子さんと、会員の増田満世さん。同クラブの赤いウインドブレーカーを着用し、せっせと運び入れた。
滝沢さんは「ささやかながら毎年続けて寄贈したい。子どもたちがあったかいカレーを食べ、元気に育ってほしい」と話していた。
増田さんは「ライオンズクラブとして全国的にフードバンクや子ども食堂の支援に取り組んでおり、当クラブとしても地域のフードバンクに寄贈することにした。カレー好きのお子さんたちに喜んで食べてほしい」。
同フードバンクのボランティアスタッフの山﨑玲子さんはカレーの箱を受け取り「とてもありがたい。フードバンクに対する社会的認知が深まり、寄贈や支援も増えつつある。今後も個人、企業・団体からの支援の輪が広がり、子どもたちに継続して食を提供できるよう願っている」と感謝した。
寄贈された食品は、毎月第2土曜日に千葉商科大学キャンパス(国府台1)で実施されているフードパントリー(食品の無料配布、予約制)や、子ども食堂などで配布される。
同フードバンクへ個人などで食品を寄贈したい場合、コープ市川店(鬼高3)、京葉ガスコミュニティーてらす(南八幡3)に設置されているフードドライブ・ボックスに食品を投函するほか、オンラインストア「アマゾン」で公開されている同フードバンクの「ほしいものリスト」の中から購入し、寄贈するなどの方法がある。