公開日: 2024年10月22日

かわいい一日署長が市川特産の梨を配って 「交通事故なし」をPR

行徳新聞
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9月21日(土)から始まった秋の交通安全運動。その広報啓発活動の一環として、20日(金)、千葉県行徳警察署の一日警察署長を務めた保育園児2人らによる交通安全街頭キャンペーンが行われた。

今回一日警察署長に任命されたのは、塩浜保育園に通う秋山尊さん(6歳)と小山田心咲さん(5歳)。9時半から開催された一日警察署長委嘱式では、白バイ隊員の制服を身にまとった2人に、増田哲也行徳警察署長が委嘱書を手渡した。2人は「大きな声でしっかりとあいさつします。がんばります」と抱負を述べた。
その後は田中甲市川市長らも同席し、出動式が行われた。初めに増田署長が、今回の安全運動スローガン「反射材 光って気づいて 事故防止」を発表した。そして、千葉県の本年の交通事故状況は全国ワースト1位、2位を争う由々しき事態であること、市川市でもすでに4人が犠牲となっており、これ以上の犠牲者を出さないためにも、この安全運動が大変重要であることを説明。運動における重点課題3点も紹介し、「皆さんと一丸となって、小さな子ども、高齢者にとって安心安全な交通環境を構築していきたい」と話を結んだ。
続いて田中市長があいさつ。さまざまな開発によって人口が増え、発展著しい市川市だが、開発に伴う工事現場の増加で、大型車両の通行や違法駐車も目立ってきていることを指摘し、「事故の発生をしっかりと予防するために、今回の運動では関係者が一致団結し、『安心安全な市川市』を目指して尽力していただきたい」と出席者を鼓舞した。
最後に市川市ご当地キャラの「市川梨丸」「いちかわうそ」、そして千葉県警マスコットの「シーポック」とともに、一日警察署長の2人が登場。市川市特産の梨を手に「交通事故『なし』」「自転車事故『なし』」と大きな声で宣言すると、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
閉会後、場をJR市川塩浜駅前ロータリーに移して、一日警察署長と「いちかわうそ」による広報啓発キャンペーンが行われた。歩行者や車両運転者に、交通安全の広報チラシとともに梨を手渡し、「交通事故なし」をアピール。かわいらしい警察署長の呼びかけに、通りがかった人々からも「頑張ってね」とたくさんの声がかけられた。

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