家族も愛する浦安の地でチームのさらなる飛躍を支える
8月28日(水)、浦安D-Rocksのヘッドコーチに就任した、グレイグ・レイドロー氏の記者会見がシネマイクスピアリ(舞浜)で行われた。
浦安D-Rocksは浦安市をホストタウンとするラグビーチーム。昨シーズンディビジョン2で優勝し入れ替え戦でも勝利、悲願のディビジョン1昇格を果たした。
チームはラグビー界初となるサスティナビリティ宣言を発表。「社会のためにラグビーをどう生かすか」をテーマに、さまざまな情報発信を行っている。浦安三社例大祭をはじめとする地域イベントへの選手の参加や、本拠地グラウンド「浦安Dパーク」での小中学生を対象としたラグビーキャンプ開催など、地域に根ざすチームとしての活動も盛んだ。
38歳の若さでヘッドコーチに就任したレイドロー氏(写真左)は、スコットランド出身。選手時代はスクラムハーフとして活躍し、スコットランド代表キャプテンを歴代1位となる39試合務めた。2023年春に現役を引退し、浦安D-Rocksのアシスタントコーチに就任、チームのトップリーグ昇格に貢献した。
記者会見でレイドロー氏は「選手とコーチが1つに繋がり、選手たちが能力を最大限発揮し、成長できる環境を整え、トップリーグでの戦いに挑みたい。練習すること、そして成長することが楽しくなる仕掛けを作り、ポジティブでタフ、そして賢く戦えるチームを目指す」と意気込みを語った。昨シーズンに引き続きキャプテンを務める飯沼蓮選手(写真右)は「グレイグと一緒にチームを作っていくことがとても楽しみ。過去最高のチームを作り上げたい。目標はトップ6」と抱負を語った。
家族が浦安から離れたくないと言ったことも、ヘッドコーチ受諾の決め手となったと語るレイドロー氏。記者会見後には写真撮影やサインに応じるなど、気さくに会場のファンと交流。ファンからもたくさんの激励の言葉がかけられた。