8月15日(木)、堀江にある説江山正福寺で今年も夏の人気イベント「お化け屋敷」が行われた。
夕方5時。たくさんの子どもたちが集まってきた。お化け屋敷に入る前にまず本堂へ、田中貞真住職からご先祖供養や施餓鬼供養の作法を教わってお経をあげる。それから、3~5人ずつのグループに分かれて、いざ肝だめし。
会場は本堂下の普段は倉庫として使われているスペースで、この日は手作りのお化け屋敷に大変身。会場に続く階段を下りるだけで「もう、こわいよ」という子も。
下りた先のお化け屋敷入り口にはおどろおどろしい文字で「おばけなんていないよね」の張り紙が。真っ暗なその先におばけがいたのか、いなかったのか、出口で参加者に感想を聞いた。
「初めて入った。最初は怖くてキャーッて声を出しちゃったけど、後半は平気だったよ」、「スリルがあって怖かった。生首みたいなのが飛んできた」「昨年に続いて2回目です。ガイコツとかあって怖かった」。中には「変身して倒したよ~」とヒーローのお面をかぶって決めポーズをする男の子も。
ちょうどお盆の時期とあって、境内はお墓参りに来た人が多く、「お参りに来てみたら、肝だめしをやっていたから家族で参加しました」という人もいた。