行徳神輿の「揉み手講習会」が9月22日(祝)、中台製作所(神輿ミュージアム)で開催される。
この地域の象徴でもある行徳神輿は、大きく張り出した屋根と細身のシルエットが特徴。行徳で最も大きな五ヶ町(本行徳1~4丁目、本塩)の神輿は、台座の長さ1m70cmで、重さは約500kgもある。この大きな神輿を、長さ5m40cmの台棒2本を使って24人が支える。
行徳では、神輿は担ぐのではなく「揉む」。神輿を上に差して1回転する「さし」や、神輿を高く放り上げて受ける「放り受け」、地面すれすれまで神輿を下げて回す「地すり」など、いわゆる「行徳揉み」という独特な担ぎ方をする。講習会では行徳揉みの実演を見学したり、実際に体験することができる。
また、3年に1度開催される「行徳五ヶ町例大祭」についてのビデオ上映もあり、行徳の祭りの歴史や文化に触れる機会にもなりそうだ。
講習会を主催する行徳まちづくり協議会の中台洋会長は「行徳のお祭りを知ってもらい、体験し、興味を持ってくれる人が増えればと思い、昨年に続き講習会を企画しました。講習会に参加することでお祭りに参加しやすくなればうれしい。神輿を担がずにお祭りの話を聞くだけでも楽しめますので、興味がある方はどなたでもご参加ください」と話す。
動きやすい服装で参加して、ぜひ行徳揉みを体験してみよう。
日程 | 9月22日(祝) |
時間 | 10:00~12:00 |
場所 | 中台製作所(神輿ミュージアム) |
料金 | 無料 ※予約不要、直接会場へ |
問い合わせ | ☎047-357-2061/(有)中台製作所 |