公開日: 2024年9月2日

【市川】住まいとくらし

いちかわ新聞
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家庭での食中毒予防
食中毒を防ぐポイント

毎日食べている家庭の食事にも、食中毒が発生する危険性は多く潜んでいる。食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡する例もある。家庭での食中毒を防ぐポイントについて紹介する。

〈ポイント1〉

食品の購入
・表示のある食品は、消費期限等を確認し、購入する
・購入した食品は、肉汁や魚等の水分が漏れないようにビニール袋等にそれぞれ分けて包み、持ち帰る。できれば保冷剤(氷)等と一緒に持ち帰りを。
・特に生鮮食品等のように冷蔵や冷凍等の温度管理の必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら早めに帰る。

〈ポイント2〉

家庭での保存
・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫へ
・冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意。目安は、冷蔵庫や冷凍庫の7割程度
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫はマイナス15℃以下に維持する
・肉や魚等は、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁等がかからないようにする

〈ポイント3〉

下準備
・ごみはこまめに捨てる
・タオルやふきんは清潔なものと交換する
・井戸水を使用している家庭では、水質に十分注意する
・こまめに手を洗う
・生の肉や魚等の汁が、果物やサラダ等生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにする
・生の肉や魚を切った包丁やまな板は、洗ってから熱湯をかけて使う
・冷凍食品等の解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行う

〈ポイント4〉

調理
・手を洗い、加熱して調理する食品は十分に加熱する。加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺菌することができる。目安は、中心部の温度が75℃で1分間以上加熱すること。調理を途中でやめるときは、冷蔵庫へ。再び調理をするときは、再度十分に加熱する。
・電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器、ふたを使い、調理時間に気を付け、熱の伝わりにくい物は、時々かき混ぜる

〈ポイント5〉

食事
・食事の前には手を洗う
・清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつける
・調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置しない。

〈ポイント6〉

残った食品
・残った食品を扱う前にも手を洗う。きれいな器具、皿を使って保存する
・早く冷えるように浅い容器に小分けして保存する
・時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てる
・温め直すときも十分に加熱を。目安は75℃以上
・ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てる。口に入れない

※「家庭での食中毒予防」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html)を加工して作成

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