公開日: 2024年8月26日

コンビニでの犯罪を防ぐ 「アシストポリス制度」発足

行徳新聞
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行徳警察署

8月7日(水)、行徳警察署(増田哲也署長)で「アシストポリス発足式」が開かれ、管内のコンビニエンスストア(以下コンビニ)が参加した。

「アシストポリス制度」は、交番勤務の警察官が定期的に担当する店舗を巡回し、各店舗の責任者や従業員との顔の分かる良好な関係をつくることを目的としている。
行徳管内だけでも55店舗あるコンビニは、24時間365日営業し、食料品・日用品の販売だけでなく、各種サービスや金融機関の役割も担っているなど、その役割は年々重要になっている。
今や地域コミュニティの中心的な存在であるコンビニが安心安全な場所であることは、住民にとっての強い願いでもある。 
増田署長は「日頃からの関係性の構築により、管内で発生している『電話de詐欺』をはじめとするさまざまな犯罪情報を迅速に伝えることができます。また、防犯や安全に関する店舗からの相談に早くから乗ることでアドバイスをタイムリーにすることができ、犯罪を未然に防ぐことにもつながります。コンビニでの犯罪を防ぐことが、ひいては地域全体の安心安全を守ることにもなるのです」と話した。
そして「これまでも、コンビニさんには、『電話de詐欺』被害防止のための声かけなどにより、実際に何件もの被害を防いでいただいています」と感謝を述べた。
生活安全課の林課長は「交番の警察官と顔の見える関係をつくる中で、万引きで困っているなど犯罪につながるどんなことでもご相談いただきたい」と呼びかけた。


日ごろの協力への感謝を述べる増田署長

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