公開日: 2024年5月23日 - 最終更新日: 2024年5月23日

浦安三社祭で知る「猫実」の歴史と名前の由来

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浦安三社祭で知る「猫実」の歴史と名前の由来

三社祭にゆかりのある地名「猫実」の由来

浦安市民には馴染み深い「猫実(ねこざね)」という地名。この地を知らない人は「ねこみ」と読み間違えてしまうことが多いのではないだろうか。

8年ぶりの浦安三社祭をより楽しむためにここで三社祭にゆかりのある「猫実」についての歴史を改めて知っておきましょう。

「猫実」の名前の由来にはいくつかの説がありますが、浦安市のサイトを見てみると、

“明治22(1889)年の村制施行時に浦安村を構成した3区画の1村(残る2村は堀江村、当代島村)。村名であった字名(地区名)「猫実」は、鎌倉時代、大津波で大きな被害を受けた集落の人達が豊受神社付近に堅固な堤防を築き、その上に大きな松の木を植え、今後はこの松の根を波浪が越さないように願ったことから「根越さね」といわれ、それがいつしか「猫実」と称されるようになったといわれています。”

とのこと。

さらに調べてみると、浦安市立図書館のサイトには、歌川広重が1856年から1858年にかけて名所江戸百景として制作した浮世絵には、「堀江 根古ざね」が収録されていることもあり、さまざまな由来があることがわかりました。

「猫実」という地名も豊受神社も、今を生きる我々にとっては当たり前の存在になっており、この祭りの際に「猫実」の歴史に触れ、お祭りに参加することで、より三社祭を楽しむことができるでしょう。

今年の浦安三社祭では、ぜひ「猫実」の地を訪れ、その名前に秘められた歴史と物語に思いを馳せてみてください。

 


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