公開日: 2024年4月9日 - 最終更新日: 2024年4月9日

今年も大盛況「中山のおひなまつり」が開催されました

いちかわ新聞
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今年も大盛況 豪華七段飾り
第14回中山のおひなまつりが開催される

2024年2月17日(土)~3月3日(日)、毎年恒例の「中山のおひなまつり」が開催され、下総中山駅から街なかの商店、法華経寺、奥の院、若宮まで、中山周辺がひなまつり一色になった。

法華経寺本院や安房神社などでは七段飾りが飾られ、周辺施設では唄三線やアンサンブル奏のミニコンサート、つるし雛のワークショップなど、さまざまな催しが行われた。

記者が訪れたのは、25日(日)。
あいにくの冷たい雨だったが、「着物でひなめぐり」が行われており、貸衣装店で着付てもらった人たちが着物姿で散策を楽しんでいた。

「普段着ないからワクワクします。寒いから途中のお店でおでんを食べるのが楽しみ!」「背筋が伸びますよね。ちょっと気取って歩いてみます(笑)」と楽しみ方はさまざまだ。

本院では市立第四中学校茶道部による「お呈茶」が行われ、部員たちの見事なお点前にほっと一息つく人たちの姿が。
茶道部部長は「普段練習してきたことを発表できる唯一の場なので、とても良い経験になります」と落ち着いた様子でお茶を点てていた。

また、おひなさまを一つ一つ眺めていた女性は「毎年楽しみにしているんです。開催期間中、何度も足を運んでいます」とほほえむ。
参道途中にある陽雲寺では「ひなまつり室礼」についてのお話が行われ、「ひなまつりの由来は?」「関東と関西ではお内裏さまとおひなさまの位置は逆なの?」など、興味深い講演に皆が真剣に耳を傾けていた。街なかには、関西風に展示されたひな飾りもあり、それを探しながら巡るのも楽しそうだ。

おひなまつり部会長の杉山さんは「法華経寺には鬼子母神様がいらっしゃいますから『子どもたちに健やかに育ってもらいたい』という思いで、ずっと続けていきたいです。お寺、町会、商店会が協力して取り組んでいますので、多くの皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです」と話す。

来年は節目となる第15回を迎える。「何かすてきなことを考えます」と意気込んだ。来年のおひなまつりも期待大だ。

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