10月13日(日)史跡曽谷貝塚で行われた「第27回縄文祭り」に行ってみた。
曽谷貝塚は国指定の文化財でもあり、全国でも稀にみる大きな規模を有している。
会場を訪れて思わず「わ~~!」と声が出た。広々とした草むらの広場は開放的で気持ちよく、レジャーシートの上でくつろぐ家族連れや、学生たちで賑わっていた。
曽谷貝塚出土品の展示前では、貝塚についての説明も行われ、資料を片手に熱心に説明を聞く人の姿が。様々な粘土を使って作った器の試し焼き、その横では土器でハマグリを蒸したりと、当時を再現するコーナーも。
縄文時代の衣服を身にまとって、写真を撮るスペースは大人気。石の鉈や鹿の角などを前に「どれ持つ?」とワイワイ言いながら、笑顔でパチっ。
当時の衣服に使用した糸を使った小物作り、土器のジグソーパズルや勾玉の色塗りなど、楽しみながら古代を感じるブースが盛りだくさんだ。
青空ステージでは、地元の小・中・高校生によるコーラスやブラスバンドの他、スコット民族舞踊、津軽三味線などが会場を盛り上げていた。
家族で訪れた女性は「会場が広くて気持ちよく楽しめます。今からキッチンカーで美味しいものを探します!」と満面の笑み。こんな素敵なお祭りがあったなんて!来年もぜひ楽しみたい。
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