「どろぼうがいなくなりますように!」
7月1日(月)、行徳警察署に東浜幼稚園の園児たちが七夕飾りを寄贈した。
このイベントは東浜幼稚園からの声掛けで始まり、10年前から毎年行われている。この日訪れたのは年長の園児12人。警察署に到着すると一列に並び、皆で声をそろえて「幼稚園で作った笹飾り飾ってください」と元気よくあいさつした。
そびえるように高い笹は、警察署1階ロビーに運び込まれた。そこには「どろぼうがいなくなりますように」「せかいじゅうのひとがしあわせになりますように」「じゅーすやさんになりたい」など、それぞれ一生懸命に書いた短冊が飾り付けられていた。
七夕飾りを受け取った行徳警察署の増田哲也署長は「みんなの願いである平和な暮らしを実現するために、治安の維持に努めます」
と、園児たちに約束した。
また、子どもたちが犯罪に巻き込まれないために覚えてほしいこと「いかない・のらない・おおごえをだす・すぐにげる・しらせる」の頭文字をとった「いかのおすし」についてイラストパネルを使って解説し、園児たちは皆真剣に耳を傾けていた。
最後に、白バイとパトカーに試乗させてもらった園児たち。パトカーのパトライトを点灯させてサイレンを鳴らす場面では、予想以上に大きな音に一同びっくり。「走っているパトカーから聞こえる音よりずっと大きい」と口々に話していた。
白バイに乗った女の子は「白バイすごくかっこいい、運転してみたい!」と興奮気味に話していた。
増田署長は「子どもたちが心を込めて書いてくれた七夕飾りを拝見し、署員一同身の引き締まる思い。子どもたちの願いである安全で安心できる暮らしを実現するために、これからも署員一丸となって管内治安の維持に努めてまいります」と決意を新たにした。