6月27日(木)、香取神社(香取1)で拝殿・社殿の屋根の改修工事前の工事安全祈願祭が行われた。当日は船橋大神宮の神職による祝詞奏上のあと、参列した氏子代表らが玉串を捧げ、工事の安全を祈願した。
香取神社は平成元年の大修理から35年が経ち、拝殿・社殿に雨漏りが見られたため7月から屋根の改修工事に着工。工事期間は11月末日を予定している。
香取神社の歴史は古く1300年代中頃に香取市の下総国一の宮香取神宮を勧請して創建されたと言われている。
祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、国家鎮護、家内安全、商売繁盛、海上交通の安全を護っており、昔から「かんどりさま」として親しまれ、欠真間・香取・湊新田・湊を合わせた、四カ村の鎮守様として崇められてきた。
工事は、河原の(株)増田工務店が請け負う。増田雄大社長は「屋根の瓦がずれてきていることで雨漏りがしているようだ。今回、屋根材を瓦から雨風に強く耐震性に優れるガルバリウム鋼板に交換します。長年、地域で大事にされている神社なので、しっかりと補強していきます」と、決意を語った。
代表総代の鈴木茂さんは「工事期間中も普段のように参拝はできます。また毎月14日と晦日の縁日には午後5時から7時までは本殿を開いているので、引き続き皆さまの参拝をお待ちしています」と語った。